4/17/2010

vol.18 寒波の原因

昨日は寒波の影響で、何と雪が降った。

この寒波の原因は、偏西風の蛇行によるものなのだそうである。

ところが、偏西風の蛇行の原因は、北半球では北極振動なのだそうである。

さらに、北極振動にも原因があって、これが太陽活動だそうである。

南半球では、偏西風の蛇行の原因は南極振動であり、その原因は、エルニーニュなのだそうである。

ところが、太陽活動、エルニーニョの根本的な原因もいまだに詳しく解明されていないのである・・・。

そして、結局のところ、原因が解明されても、対処の方法も、改善の方法もないまま翻弄される存在でしかないのが人間であるらしい。

すべては神の所業である。(笑)

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4/07/2010

vol.17 花粉症はアレルギー

ずいぶん前から花粉症である。

一向に治らないのは、抜本的治療法がないためである。風邪とまったく同じ。

しかし、原因だけははっきりしている。アレルギー反応である。

以下、その原因を抜粋してみると、

1、幼児期の過保護
都会から土が消え、現代っ子は自然から、免疫が、試され学習する機会が減り、また、過保護で外で遊ばなくなり、肉体的・精神的に過度なリラックスモードで、これまた、免疫が、試され学習する機会がなく、花粉症などアレルギー予備軍となっている。

2、低体温の増加
若年層にまで35度代の低体温者が増えた。体温が低いと免疫も下がる。免疫が下がると体温も下がる。この悪循環は花粉症だけではなく万病の元。

3、ストレス社会
アレルギー症状は自律神経と深くかかわっているため、ストレスで自律神経の調節が乱れ、免疫バランスも崩れ、花粉症の症状も出やすい。

4、スギ花粉の増加
昭和30年代、盛んに植林されたスギが樹齢30年を超え、花粉を多くつけるようになったことに加え、その建築資材としての価値が下がり、手入れもされないまま放置されていることが、花粉の飛ぶ量を増やし、スギ花粉症を増やしている。

5、住環境の変化
サッシの普及などで住居の気密性が高まった結果、ダニやハウスダストが増加、シックスハウス症侯群、アレルギー体質の人が増え、比例して花粉症も増えた。

6、食生活の変化
野菜を食べず、偏食、外食、インスタント食が多く、ために栄養バランスが悪く、腸内環境も悪い。高タンパク、高脂肪の肉、菓子類など悪玉脂肪の摂取が増え、また、食品添加物の氾濫で常に身体が酸化状態で、免疫力を低下させ花粉症の予備軍となる。

※許可使用されている食品添加物は、日本363種類、米国180種類、英仏各15種類。日本の食品添加物の消費量は年間一人当たり4.5Kg。

7、大気汚染
車の排気ガス中の微粒子や炭酸ガスが原因となって、花粉症などアレルギーを起こしやすくさせている。

8、舗装道路
雨とともに土の中にしみ込むはずの花粉が、アスファルトの上に残り続けるようになったことも花粉症の一因。

9、根治できない
花粉症を、医療現場で完治できないでいる。それは花粉症の根本原因が解明されていないことによる。花粉症の治療をその場しのぎの、対症療法ばかりやっている。

なんと、スギ花粉はたった1つの原因でしかない。しかも、わたしの場合、上記6つの複合因子を持っている。

花粉情報などに惑わされてはいけない。対症療法でごまかしてはいけない。都会に住むから花粉症になるのである。都会に住むからアレルギーになるのである。

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3/24/2010

vol.16 今度はマグロ?

ワシントン条約のレッドデータアニマルズでもないのに、大西洋クロマグロの禁輸措置をモナコが提案。

しかし、結果、中国、オーストラリアの反対が奏功して大逆転の結果となった。

ところで、クロマグロの消費量のなんと80%は日本だということである。どうしてマグロばかり食う国民になってしまったのか?

ま、魚食文化といえばそれまでだが、それならば、マグロにこだわる理由にはならない。要は「骨のない魚」に偏重してきているということではないのか。

魚を食うのは面倒くさいから肉を食うようになり、肉のような魚であるマグロを食うようになったというだけのことだろう。

元来、赤身の魚は下魚であって、武士は食わなかった。関西でもあまり食わなかった。それが、猫も杓子も昨今ではマグロ、マグロである。

魚食文化も廃れたものである。

次はサメが対象になるらしいが、フカヒレとしての消費量が多いのはなんといっても中国だから、これまたつぶされるに違いない。

そもそもよその国の食い物に口を出すというのは、文化人としてはあまり感心できるものではない。好き好んでその食い物を食っているのではなく、手に入りやすく安価だからという理由が最大のものだからである。

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3/07/2010

vol.15 チリ地震

なぜこう貧しいエリアにばかり地震が来るのか?貧しいから災害の多いエリアに住んでいるのか?

危機管理マニュアルなんてないんだろうな、チリには。

この国だってあってもないようなもんで、東京に地震が来たらどうなるのかは火を見るよりも明らか。

まず、戦時中のように田舎者は田舎に避難する。10分の1の100万人になった東京人は助け合う。ここで初めて共同体意識が芽生える。

これはこれでいいことなのである。

わたしは、阪神大震災のど真ん中にいて、てっきり北朝鮮のミサイルの誤射で神戸が攻撃されたと思って目覚めた。

左右に40センチほど地面が揺れ、本棚の本が水平に飛び出すのを見た。階下に下りると、食器棚のグラス類が部屋の中央に山積みになっていた。

表に出ると、妙に見晴らしがよくなっていることに気付いた。周りの2階建て瓦葺の民家が全て潰れていた。

屋上に上がると、阪神高速にぶら下がっているバスが見えた。

屋根を破って3体の遺体を運び出した頃には昼になっていた。テレビに映る阪神高速の波打つ姿を見ても何の映像なのか、どこの映像なのか分からなかった。

その日から、大阪でポリタンクに水を入れて運んで来るのが日課となった。風呂も大阪で入った。

数日後、神戸に本社があった外資系企業は大阪に本社を移転した。

そして、個人的には、このとき、離婚する予定が3年延びた。

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2/05/2010

vol.14 オバマ君の高速鉄道構想

オバマ君がアメリカに高速鉄道網を敷こうとしているらしい。

実に素晴らしいことである。

が、これは至難の業である。アメリカ人の考える自由とは、車で好きなときに好きなところにいけることであるから。

そして、これが世界一の公害国の元凶でもある。

高速鉄道構想は随分昔からあった。が、未だに実現していないのがアメリカである。もっぱら遠距離交通は飛行機に頼っているのが現状である。

景気対策予算の中から相当額をこれに当てるようだが、トヨタバッシングに見られるアメリカ人の感情に配慮してか、日本の新幹線もリニアも入札対象となっていないようである。

ま、それにしても、車公害が激減するであろう高速鉄道構想、ぜひとも実現してほしいものである。

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1/23/2010

vol.13 捕鯨反対は偽善の象徴

先のシーシェパードによる調査捕鯨妨害事件を再検証してみると、調査捕鯨反対は金になるということが良く分かる。

バットマンのバットボートそっくりのデザインの高速船で海賊の旗を掲げて暴れまわるエコ・テロリスト団体シーシェパードのアディ・ギル号による激突パフォーマンスは、記憶に新しい。

※バットボート







そして、この高価な高速船は、捕鯨反対をアピールすることによってイメージアップを図ることができる連中からの寄付によって購入したものである。

ではなぜ、捕鯨反対はイメージアップを図ることができるのか?

それはシーシェパードに寄付しているハリウッド女優や自動車等の工業団体の顔ぶれを見れば偽善そのものであることがよく分かる。

所詮、この連中にとっての捕鯨反対は、環境保護派であることをアピールするための1つのファクターに過ぎないのである。

その彼らに対して、「捕鯨は日本の文化である」などと寝ぼけたことを言っても通じる訳がないのである。

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1/01/2010

vol.12 COP15の惨状

まったく非道いもんであった・・・。

なんのために集まったのか、公害先進国、途上国、後進国が三者三様の手前勝手な理屈を捏ねるだけで、何も決めないことを決めて終わってしまった。

で、どうするんだ?

そもそも、比較出来ない、基準の違う目標値を出すことを認めていること自体、世界の国々が一丸となって環境問題に取り組む姿勢などこれっぽっちも感じられない。

こんな子供でも分かる幼稚な話をするためにわざわざ集まったわけでもないだろうが、決まった事といえば、先進国全体で10~12年に300億ドル、2020年までに1000億ドルの後進国に対する援助目標くらいなものである。

要は、CO2排出量を金で買うわけである。

これでは何の解決にもならない。人間とはかくも愚かな生き物であったか・・・。
いやいや、人という動物にとっても、明日のご馳走よりも今日の飯が大事なだけの事である。


<主要国の温室効果ガス削減目標>

<先進国>
オーストラリア  00年比-5~15%または-25%

カナダ      06年比-20%

欧州連合(EU) 90年比-20~30%

日本       90年比-25%

ノルウェー    90年比-30~40%

ロシア      90年比-15~25%

米国       05年比-17%


<途上国>
ブラジル 対策なしで想定される排出量に比べ20年までに-36.1~38.9%

中国   05年比で20年までにGDP当たり-40~45%

インド  05年比で20年までにGDP当たり-20~25%

メキシコ 50年までに00年比-50%

韓国   20年までに05年比-4%または対策なしに比べ-30%

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