6/07/2010

vol.20 メキシコ湾の原油流出

結局これは人災であったようである。

人はいつもいつも同じことを繰り返す。日本でも海外でも変わることはない。

決して他人の経験が自分の知識として生かされることはない。

過去最大の原油流出事故になるという。

オバマ君の政治生命を揺るがすことになるだろうという話である。

が、しかし、いまだに石油によって世界を支配しているメジャーに対する言及が一切ない。

石油からの代替エネルギーの開発にこそ金をかけるべきであって、油田開発は一旦中止したらどうか?

プルトニウムを無限に生み出すはずのもんじゅの再開といい、油田開発といい、環境破壊と紙一重の綱渡りを演じていることは自明のこと。

この事故現場にこそ、アディ・ギル号が押しかけて環境保全をアピールすべきなのではないか、と思うが金を出している側の事故なのでそんなことは一切起こらない。

が、この事件、石油メジャーの存在によって環境は破壊されるといういい見本になったことは間違いない。

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5/07/2010

vol.19 なぜ今もんじゅ?

いつの間にやら「もんじゅ」が14年ぶりに運転再開されるそうである。

環境問題を突き詰めていくと、ここに至る。

資源が乏しい国なのだから、プルトニウムが錬金術のように増えるのだから、原発こそ最高のクリーンエネルギーなのだから・・・。

もんじゅは1995年にナトリウム漏れ事故を起こしたのだが、閉鎖の直接の原因は、実は事故隠しがバレたことによる。

再開もまた、この経緯と似ていて、どういう理由で再開されるのか、さっぱり分からない。禊がおわったっとでもいう理由なのだろうか?

開発に9000億円、年間維持費に200億円。商業利用は2050年から。それまでにテストを繰り返す・・・。気が遠くなるような話である。

決して安くはない。さらに、核廃棄物の処理、事故の可能性など考えれば、安全でもない、健康的でもない。

聞けば、西川福井県知事は、北陸新幹線の延伸を条件に再開にゴーサインを出したという。笑い話である。

それにしても、なぜ、今、高速増殖炉なのか?

どうやら、夢の原子炉にかける夢は醒めていなかったようである。

ついでだが、わたしの環境小説「醒めない夢」は、まさにもんじゅの開発がテーマになっている。

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4/17/2010

vol.18 寒波の原因

昨日は寒波の影響で、何と雪が降った。

この寒波の原因は、偏西風の蛇行によるものなのだそうである。

ところが、偏西風の蛇行の原因は、北半球では北極振動なのだそうである。

さらに、北極振動にも原因があって、これが太陽活動だそうである。

南半球では、偏西風の蛇行の原因は南極振動であり、その原因は、エルニーニュなのだそうである。

ところが、太陽活動、エルニーニョの根本的な原因もいまだに詳しく解明されていないのである・・・。

そして、結局のところ、原因が解明されても、対処の方法も、改善の方法もないまま翻弄される存在でしかないのが人間であるらしい。

すべては神の所業である。(笑)

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4/07/2010

vol.17 花粉症はアレルギー

ずいぶん前から花粉症である。

一向に治らないのは、抜本的治療法がないためである。風邪とまったく同じ。

しかし、原因だけははっきりしている。アレルギー反応である。

以下、その原因を抜粋してみると、

1、幼児期の過保護
都会から土が消え、現代っ子は自然から、免疫が、試され学習する機会が減り、また、過保護で外で遊ばなくなり、肉体的・精神的に過度なリラックスモードで、これまた、免疫が、試され学習する機会がなく、花粉症などアレルギー予備軍となっている。

2、低体温の増加
若年層にまで35度代の低体温者が増えた。体温が低いと免疫も下がる。免疫が下がると体温も下がる。この悪循環は花粉症だけではなく万病の元。

3、ストレス社会
アレルギー症状は自律神経と深くかかわっているため、ストレスで自律神経の調節が乱れ、免疫バランスも崩れ、花粉症の症状も出やすい。

4、スギ花粉の増加
昭和30年代、盛んに植林されたスギが樹齢30年を超え、花粉を多くつけるようになったことに加え、その建築資材としての価値が下がり、手入れもされないまま放置されていることが、花粉の飛ぶ量を増やし、スギ花粉症を増やしている。

5、住環境の変化
サッシの普及などで住居の気密性が高まった結果、ダニやハウスダストが増加、シックスハウス症侯群、アレルギー体質の人が増え、比例して花粉症も増えた。

6、食生活の変化
野菜を食べず、偏食、外食、インスタント食が多く、ために栄養バランスが悪く、腸内環境も悪い。高タンパク、高脂肪の肉、菓子類など悪玉脂肪の摂取が増え、また、食品添加物の氾濫で常に身体が酸化状態で、免疫力を低下させ花粉症の予備軍となる。

※許可使用されている食品添加物は、日本363種類、米国180種類、英仏各15種類。日本の食品添加物の消費量は年間一人当たり4.5Kg。

7、大気汚染
車の排気ガス中の微粒子や炭酸ガスが原因となって、花粉症などアレルギーを起こしやすくさせている。

8、舗装道路
雨とともに土の中にしみ込むはずの花粉が、アスファルトの上に残り続けるようになったことも花粉症の一因。

9、根治できない
花粉症を、医療現場で完治できないでいる。それは花粉症の根本原因が解明されていないことによる。花粉症の治療をその場しのぎの、対症療法ばかりやっている。

なんと、スギ花粉はたった1つの原因でしかない。しかも、わたしの場合、上記6つの複合因子を持っている。

花粉情報などに惑わされてはいけない。対症療法でごまかしてはいけない。都会に住むから花粉症になるのである。都会に住むからアレルギーになるのである。

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3/24/2010

vol.16 今度はマグロ?

ワシントン条約のレッドデータアニマルズでもないのに、大西洋クロマグロの禁輸措置をモナコが提案。

しかし、結果、中国、オーストラリアの反対が奏功して大逆転の結果となった。

ところで、クロマグロの消費量のなんと80%は日本だということである。どうしてマグロばかり食う国民になってしまったのか?

ま、魚食文化といえばそれまでだが、それならば、マグロにこだわる理由にはならない。要は「骨のない魚」に偏重してきているということではないのか。

魚を食うのは面倒くさいから肉を食うようになり、肉のような魚であるマグロを食うようになったというだけのことだろう。

元来、赤身の魚は下魚であって、武士は食わなかった。関西でもあまり食わなかった。それが、猫も杓子も昨今ではマグロ、マグロである。

魚食文化も廃れたものである。

次はサメが対象になるらしいが、フカヒレとしての消費量が多いのはなんといっても中国だから、これまたつぶされるに違いない。

そもそもよその国の食い物に口を出すというのは、文化人としてはあまり感心できるものではない。好き好んでその食い物を食っているのではなく、手に入りやすく安価だからという理由が最大のものだからである。

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3/07/2010

vol.15 チリ地震

なぜこう貧しいエリアにばかり地震が来るのか?貧しいから災害の多いエリアに住んでいるのか?

危機管理マニュアルなんてないんだろうな、チリには。

この国だってあってもないようなもんで、東京に地震が来たらどうなるのかは火を見るよりも明らか。

まず、戦時中のように田舎者は田舎に避難する。10分の1の100万人になった東京人は助け合う。ここで初めて共同体意識が芽生える。

これはこれでいいことなのである。

わたしは、阪神大震災のど真ん中にいて、てっきり北朝鮮のミサイルの誤射で神戸が攻撃されたと思って目覚めた。

左右に40センチほど地面が揺れ、本棚の本が水平に飛び出すのを見た。階下に下りると、食器棚のグラス類が部屋の中央に山積みになっていた。

表に出ると、妙に見晴らしがよくなっていることに気付いた。周りの2階建て瓦葺の民家が全て潰れていた。

屋上に上がると、阪神高速にぶら下がっているバスが見えた。

屋根を破って3体の遺体を運び出した頃には昼になっていた。テレビに映る阪神高速の波打つ姿を見ても何の映像なのか、どこの映像なのか分からなかった。

その日から、大阪でポリタンクに水を入れて運んで来るのが日課となった。風呂も大阪で入った。

数日後、神戸に本社があった外資系企業は大阪に本社を移転した。

そして、個人的には、このとき、離婚する予定が3年延びた。

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2/05/2010

vol.14 オバマ君の高速鉄道構想

オバマ君がアメリカに高速鉄道網を敷こうとしているらしい。

実に素晴らしいことである。

が、これは至難の業である。アメリカ人の考える自由とは、車で好きなときに好きなところにいけることであるから。

そして、これが世界一の公害国の元凶でもある。

高速鉄道構想は随分昔からあった。が、未だに実現していないのがアメリカである。もっぱら遠距離交通は飛行機に頼っているのが現状である。

景気対策予算の中から相当額をこれに当てるようだが、トヨタバッシングに見られるアメリカ人の感情に配慮してか、日本の新幹線もリニアも入札対象となっていないようである。

ま、それにしても、車公害が激減するであろう高速鉄道構想、ぜひとも実現してほしいものである。

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