10/30/2010

vol.26 近隣の環境

先々の土曜日、うちの向かいの東京家政学院で耐震工事を事前の断りもなく突然始めた。ひどいものである。

通行止めをして、大型クレーンで部材を吊り上げては現場に下ろすのだが、このクレーン車がうちから1メートルも離れていないところに固定して作業している。

現場監督を呼んで事情を聞くと、説明に来たがオートロックで入れなかったという。入れなければポストに書面を入れておけばいいものを。

工事の日程を聞くと、週末の土曜日、祭日に工事を行うという。

土曜日の工事は勘弁してほしいが、麹町警察は交通量の少ない土日の夜の工事を指導しているという。住民無視のお役所仕事の典型である。

しかし、騒音と排気ガスで堪らないので、千代田区役所に工事をやめさせるように電話したが、肝心なときに宿直しかおらず、動きが取れない。

騒音問題などは往々にして、土日に起こるものであるにもかかわらず、これでは話にならない。

この間の事情を千代田区役所にメールしておいたら、日曜日になってやっと係りから電話が掛かってきて、当然の権利として、ホテルを用意させることになったという。

これはこれで1件落着のように見えるが、不自由なことには違いない。また、土日祭日の休日における静かな環境を要求することは当然の権利でもある。

Co2の排出量に集約される昨今の環境問題を語ることは否定しないが、こういう近隣の騒音問題を解決するための条例が30デシベル以下などという非人間的なものでしかなく、大きな声を上げることでしか解決しないというのはお寒い限りである。

それにしても、工事関係者はよく近隣対策に奔走してくれた。しかし、東京家政学院からは何の説明も謝罪もない。実は、この学校の社会性の欠落したお粗末な連中こそが近隣の環境問題を悪化させている元凶なのである。


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10/10/2010

vol.25 海洋資源

中国の南シナ海、東シナ海、西シナ海での動きがおかしい。

大陸棚を持ち出してくるところはいかにも海洋資源を盾にとっているように見えるが、そんなことで必死になるわけではあるまい。

魚介類も海洋資源であろうが、それ以上に、軍事的意味合いが大きいに違いない。この問題は、当然尖閣列島の領有権問題とリンクしている。レアアースの禁輸措置に匹敵する何があるのか?

石油である。

石油によって、アジアの支配権を握ることができると中国は考えているのである。どこに石油があるか分からないからこそ、できるだけ広い範囲を抑えておきたいのである。

しかし、思うに、尖閣列島と北方領土は見事にリンクしている。「領土問題は存在しない」という口調は、ロシアの回答とまったく同じである。

いまどき、物理的国境に意味があるのか、経済に国境はないと頭で分かっていても、所詮人間という生き物、「俺のもの」「俺の家」「俺の国」という帰属意識から開放されることはない。

それを否定すれば、自らの存在理由を否定することにつながると思っているのである。

しかし、いまだに中国は中華思想を信奉しているようで、シオニズムに匹敵するほどの偏狭さを持っている。

中国の歴史は否定できない。だが、歴史もそのときその時代の中で、偶然も含め、起こった必然である。

文化大革命で一旦歴史をリセットしたら困った国になってしまったというのでは困ったものである。

困った国はいまや存在できない時代なのである。

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9/18/2010

vol.24 夏が過ぎれば秋が来る

昨夜、「今日のメニュー」の仕込をしていてやけどした。

顔3箇所、腕4箇所。初めてではないが、何十年ぶりかのことである。鳥の香菜スープ煮を作ろうと、鳥をオリーブオイルで下焼きしようとしていて油を飛ばしてしまったのである。

不注意だったのか、不可抗力だったのかは分からないが、とにかくそれは起こったわけである。

このようにして物事は突然発生する。

今年の夏の暑さは113年ぶりだとか、15年ぶりだとか、暑さはエルニーニョだとか、ジェット気流の蛇行だとかか、台風のコースがおかしいのは高気圧のせいだとか、いろいろ理由はあるが、すべての原因は太陽の黒点の増加であることが分かっている。

黒点が増え、フレアの影響で地球環境は大きく変化する。そして、変化するのは閾値を超えたときである。

閾値、すべてはここにある。物事が、傍目には突然に見えてもそれは起こる。

環境問題。人が環境に影響を与えうる存在であるかどうか、はなはだ怪しい。短期で100年スパン、中期で300年スパン、長期で600年スパンくらいで太陽の黒点は変化しているらしい。

そして、短期スパンで20年以内に、地震がおきる。

今年は、観測史上初めての自然現象が多かった。

しかし、長期スパンでの観測データは存在していないので、初めてのことのように思えるだけである。

とまれ、突然夏は終わり、秋が始まった。

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8/14/2010

Vol.23 暑さに強い米

地球温暖化の影響によって、米が取れなくなるという。

http://kankyomedia.jp/news/20100812_13497.html

原因は夜間気温の上昇で、収穫量が減少するのだという。


また、地球温暖化の影響で、食える米が取れなくなるという。

http://www.nca.or.jp/shinbun/20080530/gakusyuu080530.html

白未熟米という聞きなれない言葉。要は澱粉の量が不足することから不味い米になってしまうわけである。

寒さに強い米を作ってきた農水省のことだから、暑さに強い米も作ってくれるに違いない。

寒さに強い米は北部で、暑さに強い米は南部で収穫されることになり、そうなれば、日本全国で米が収穫できる。

こう考えると、地球温暖化はデメリットよりもメリットの方が大きいのではないかとも思える。

温暖化するとCo2の量が増える。これをCo2の量が増えれば温暖化すると言い換えても何のメリットもないが、Co2の量が増えると植物が育ち結果、酸素の量が増えるのなら何の問題もない。

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7/11/2010

vol.22 原発の輸出

奇妙なトレンドになってきた。

原発プラントを輸出する会社を作るのだそうである。

さらに、原発は、「環境にやさしい」のだそうである。??

どう言い替えればこのような表現ができるのか不思議であるが、Co2の排出量という不確かな指標にのみ頼っていうとこのような表現も可能になるらしいのである。

会社は、東京、中部、関西の電力3社と東芝、日立製作所、三菱重工業の6社によって設立。さらに、政府の「新成長戦略」という後押しもつく。

地球規模での環境破壊を推し進めようというわけである。

長生きはしたくないものである。

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6/19/2010

vol.21 コーブ

動物愛護の見地から狩猟を描く、しかも盗撮で。この見地からすると、実にくだらない身勝手な映画。これは殆どの日本人が抱く感情。

動植物を含めた自然環境保護の見地からすると、現在も続く自然環境破壊であり野蛮な行為をスクープした映画。捕鯨も捕海豚も同列であるとするアメリカ的ヒューマニズムを刺激する映画。

感情は置いておいて考えると、海豚なんか食わなくてもいいだろうというのが現在の殆どの日本人の考えだろう。

また、へー、そんなことをやってる漁村がまだあるの?というのが実感だろう。

映画を撮った人間の考え方は単純明快で、海豚が大好きだから可哀想なことはするな、ということをまっすぐ表現したのだろうし、ついでに、それをやっているのは日本人だったのでネタとして利用しただけのことだろう。

日本まで来なくても、アラスカに行けば、盗撮などしなくても、日常的に鯨漁もアザラシ漁も白熊猟も撮影することが出来る。しかも、彼らは、れっきとしたアメリカ人、自国民なのである。

しかし、それに頬かむりして日本の小さな漁村を狙ったのには意味がある。商品価値のある映画にするためであることは自明のこと。

商品価値とは、日本人-捕鯨-悪人-捕海豚というステレオタイプの構図を成立させるためである。

ならば、かれらの思考回路に仕込まれている報復措置を利用して、アラスカの漁村を撮影するプロジェクトを立ち上げるくらいのパフォーマンスを外務省がやればいいのだが、まったくない。

ま、間抜けにもきっちりはめられてしまったというわけである。

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6/07/2010

vol.20 メキシコ湾の原油流出

結局これは人災であったようである。

人はいつもいつも同じことを繰り返す。日本でも海外でも変わることはない。

決して他人の経験が自分の知識として生かされることはない。

過去最大の原油流出事故になるという。

オバマ君の政治生命を揺るがすことになるだろうという話である。

が、しかし、いまだに石油によって世界を支配しているメジャーに対する言及が一切ない。

石油からの代替エネルギーの開発にこそ金をかけるべきであって、油田開発は一旦中止したらどうか?

プルトニウムを無限に生み出すはずのもんじゅの再開といい、油田開発といい、環境破壊と紙一重の綱渡りを演じていることは自明のこと。

この事故現場にこそ、アディ・ギル号が押しかけて環境保全をアピールすべきなのではないか、と思うが金を出している側の事故なのでそんなことは一切起こらない。

が、この事件、石油メジャーの存在によって環境は破壊されるといういい見本になったことは間違いない。

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