6/20/2015

vol.86 東京と福島は同じ

先日、「フタバから遠く離れて」の映画監督の舩橋さんと話す機会があった。

話題が放射能汚染の話になったとき、監督はこう言った。

公表してないだけで、福島も東京も線量はそんなに変わらないんですよ。仕事があるから、福島の人は福島に住んでるけど、我々だって、仕事があるから東京に住んでるわけで、なんで、避難しないんだなんて言えません。だって、我々が避難していない理由と、福島の人が避難してない理由はまったく同じなんですから。

わたしも、残るか残らないかの決断のときはあった。だが、仕事を理由に、未だに東京に暮らしている。

外部被曝は、東北だけの問題ではない。廃炉作業はまったく進んでいないに等しい。おまけに、福一からは今もなお信じられない値の放射能を世界中に撒き散らしている。

政府は、瓦礫を日本中に撒き散らし、企業は「食べて応援」を推進し、内部被曝を拡大することで利益を得ている。

我々が自己防衛できることといえば、日々、内部被曝を低減するために、高価な西の食材を口にすることくらいしかできない。

内部被曝を回避すること、それが、今この日本で最も大きな環境問題となっているのである。

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デジタルハリウッドeマーケティング講座講師を経て、現在、リンクアドLLC代表。サーモン・フィッシャー、環境小説作家。
2015年6月1日より、SAFETY&TASTYな食べ物の供給プラットフォーム開発に着手。