まったく非道いもんであった・・・。
なんのために集まったのか、公害先進国、途上国、後進国が三者三様の手前勝手な理屈を捏ねるだけで、何も決めないことを決めて終わってしまった。
で、どうするんだ?
そもそも、比較出来ない、基準の違う目標値を出すことを認めていること自体、世界の国々が一丸となって環境問題に取り組む姿勢などこれっぽっちも感じられない。
こんな子供でも分かる幼稚な話をするためにわざわざ集まったわけでもないだろうが、決まった事といえば、先進国全体で10~12年に300億ドル、2020年までに1000億ドルの後進国に対する援助目標くらいなものである。
要は、CO2排出量を金で買うわけである。
これでは何の解決にもならない。人間とはかくも愚かな生き物であったか・・・。
いやいや、人という動物にとっても、明日のご馳走よりも今日の飯が大事なだけの事である。
<主要国の温室効果ガス削減目標>
<先進国>
オーストラリア 00年比-5~15%または-25%
カナダ 06年比-20%
欧州連合(EU) 90年比-20~30%
日本 90年比-25%
ノルウェー 90年比-30~40%
ロシア 90年比-15~25%
米国 05年比-17%
<途上国>
ブラジル 対策なしで想定される排出量に比べ20年までに-36.1~38.9%
中国 05年比で20年までにGDP当たり-40~45%
インド 05年比で20年までにGDP当たり-20~25%
メキシコ 50年までに00年比-50%
韓国 20年までに05年比-4%または対策なしに比べ-30%
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