花粉症とは、杉や檜が子孫を残そうとして撒き散らす花粉によって引き起こされるアレルギー反応である。
杉や檜が花粉を撒き散らすのは今に始まったことではないが、その量が閾値を超えて膨大であるために、花粉症が発症する。
なぜ杉や檜が閾値を超えて膨大な量の花粉を撒き散らすようになったのかというと、間伐しないからである。
なぜ間伐しないかというと、人手がないからである。
なぜ人手がないかというと、杉や檜が建築材として儲からないからである。
しかし、昔から、間伐材を使って割り箸を作るという伝統を今に受け継いでいるのが吉野である。
わたしも以前は吉野にアマゴを釣りに行った帰りにこれを買い求めたことがある。吉野杉を使った箸は見た目も高級で、長く使えることでも知られている。
つい最近、ウェブ検索をしていて見つけたサイトで、目からうろこが落ちるような思いをした。
「吉野ハートプロジェクト」といって、「間伐材を使った割り箸を使い捨てて自然を守ろう」という運動をしている人たちである。
この箸がナチュラルローソンでも買えるというので、早速「マイ割り箸」を買った・・・。
しかし、ふと気づいた。これでは消費が伸びない。どんどん消費して、どんどん使い捨てなければ間伐費が稼げないのではないか・・。
どんどん消費して、どんどん使い捨てることによって間伐材に対するニーズが生まれ、ニーズが生まれるから人手を掛けることができるようになり、人手を掛けるようになるから杉や檜は膨大な花粉を撒き散らすのをやめ、結果、花粉症がなくなる、のではないか?
風が吹けば桶屋が儲かる式にいえば、「割り箸を買うと花粉症がなくなる」ということになるのではないか?
皆さんはどう思いますか?
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