10/05/2009

vol.3 ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクト

首都大学東京の渡邉英徳氏から「ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクト」の調査結果が公開された旨のメールが来た。

http://tv.mapping.jp/

デジカメのマッピング機能を有効活用した実にわかりやすい作品として評価できる。

ツバルという国は、アル・ゴアの「不都合な真実」によると、「地球温暖化による海水面の上昇によって国土を失おうとしている」ことになっている。

だが、本当にツバルは温暖化による影響によって国土を侵食されているのか?

これに関して、ちょっと気になるのは、以下の3点の報道の存在である。

1、ツバルは地盤沈下によって海水の浸食にさらせれている可能性がある
2、国土の侵食は、地球温暖化による潮流変化、高潮の影響はあるかもしれない

3、南極の氷がすべて融解しても海水面の上昇はありえない(アルキメデスの原理

これはそもそも、北極の氷にしか当てはまらない、というご指摘を頂いた。(コメント参照)まったくその通りで、南極は大陸であるから、その上に乗っている氷が融けて水になれば多少の海面上昇はあるだろう。が、温暖化による海水温度の上昇によって、水分が蒸発することから海水面は上昇せず、その水分が再び南極大陸に雪となって降り積もり氷となるので南極の氷は融けても減らないという説もある。


特に3、が地球温暖化による海面上昇の理由になっているようだが、まったく根拠にならないことは、ロックグラスを傾ける酔人ですら知っている。

また、1、2、の理由であるならば、さっさと防潮堤を建設すれば事足りる。

地球温暖化問題という奴、ご都合主義と嘘で塗り固められた捕鯨問題と明らかにリンクしている。

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2 件のコメント:

ichi さんのコメント...

3、南極の氷がすべて融解しても海水面の上昇はありえない(アルキメデスの原理)

アルキメデスの原理が適用されるのは「北極の氷」に関してです。
陸上にある氷、山脈の氷河や南極の氷は、アルキメデスの原理には
当てはまりません。ご注意ください。氷河や南極の氷が溶ける以前に
海水温度の上昇による海水の熱膨張が海面上昇の半分以上の原因です。

Soda Hiroshi さんのコメント...

ichiさん、ご指摘、ありがとうございました。

1、2、3、ともにそういった報道記事があるということで、わたしの意見というわけではありません。
すでに、CO2は売買できる商品に成り果てています。環境問題のソリューションとは、その程度のもののようです。
また、CO2以上に温暖化を促進する物質の存在も指摘されています。
環境という問題は、自らの情報収集に基づいて判断しなければならないことがこれから増えてくると思います。
そのためには、色々な仮説、反論をも検証していかなければならないと思います。

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