10/11/2009

vol.6 環境ファシズム

環境問題が、初めて世の中に問われたのが、1962年に出版されたレイチェル・カーソンの『沈黙の春』である。

それまでは、HDソローの『ウォールデン-森の生活』に代表される自然主義が主流であった。

それが、たった35年後の1997年になって京都議定書にみられるように、環境汚染=人間根源説に収斂していく。

急激な展開である。

これらは、ついに環境ファシズム、禁煙ファシズムへとつながり今日に至る。

環境ファシストの合言葉は「地球に優しい」である。またエコロジーという言葉も大好きである。

環境ファシズムは環境全体主義と日本語では訳されるが、地球環境を考えない人間は悪であると決め付けるのが特徴である。

ところが、その根拠たるや常に子供だましのお粗末なものであるというのも特徴である。そして必ず、環境は政治やビジネスのダシに使われてもいる。

胡散臭いのである。

地球に対して優しくない環境を作ることに加担している人間に限って「地球に優しい」などといって誤魔化すのが常である。

今の環境問題、誰が得をするのか、という見地からよく考えてみれば分かることがごろごろしている。

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