鳩山君は1990年比で2020年までに25%のCO2排出量を削減するという公約をした。
しかしここには当然ながら政治のギミックがあって、この公約は、以下のように読めば腹も立たない。
「日本は、25%分の排出量を中国、インドから買います」
この金額はすでに試算済みで、高々1、2兆円である。さらにこの原資は、国債(来年は50兆円らしい)の中から支出すれば国民の腹も企業の腹も痛まずに済む。
しかし、それなりの振りはしなければならないので、国民も企業もCO2を出さないようにしている振りを強要されることになるだろう。迷惑な話である。これぞファシズムの典型である。
環境問題はすでに国際政治問題であり国際経済問題でもある。当然ビジネスでもある。
戦後、何でも「文化」という言葉をつければ物が売れた時代があった。
文化包丁、文化住宅、文化焼き・・・・。それが今、「環境」に変わっただけのことである。
環境車(エコカー)、環境住宅、環境IT・・・。
「環境」という言葉、環境衛生、環境問題、環境整備にくらいしか使われていなかった時代こそが健全な時代だったのではないだろうか。
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